私が転職を決めた理由

転職コラム

営業として奮闘した20代からの10数年

就職活動に力を入れていなかった大学生。

それまでの人生の全てをスポーツに費やしてきた。

結果的にスポーツ選手としては大成する事は無かった。

その反動で無気力になり、就職活動も潰れないであろう大企業という軸で決めてしまった。

そんな浅はかな理由の僕を拾ってくれた会社には感謝している。

入社が決まり営業職として配属。それ以降10数年は営業の第一線として走り続けた。

根っからの負けず嫌いで歳を重ねるごとに営業成績も上がってきた。

そして後輩や部下を持ち、大きな仕事や重点得意先を任され主要な人材になれたと自負していた。

ただし所属する事業はそんな状態では無かった。

ふと周りを見渡した時に皆は何の為に働いているのだろうと思った。

「生活の為」「怒られたくない」「定年まであと少し我慢」

このフレーズがしっくり来る環境で働く今の自分に焦りを感じたのであった。

なりたい自分の姿とのギャップ

「僕の人生はこのまま終わらせたくない」

「今の上司が自分の未来の姿となると絶対に嫌」

僕自身が強く感じていた。その時点で30代半ば。

そこから僕は自分と向き合う事になった。

「僕は何がしたいのだろうか」「どういう未来を描くのか」

そこから業界や業種やトレンドなどビジネス全般について学び続けた。

ビジネスについて学んでいると興味を持つ分野が出てきた。

それが「経営」である。

経営者と従業員と株主など色々な役割が存在する。

僕は自分の船を船長として航海したいと思った。

そこからまた財務会計・マーケティングなど含む、ビジネススキルアップの学びが始まった。

環境と僕

私には家族がいる。もちろん家族との大事な生活もある。

そこから仕事と勉強の両立が始まった。

まず経営を身近に感じる為に投資を始めた。株式投資だ。

自分の資金を投じることで本気になれた。

投資を続けながら、今後の世の中の動きをイメージする。

そこでスタートアップ企業やベンチャー企業というものを知った。

これらへの投資をエンジェル投資という。

今の世の中は変化が凄まじく早い。これがテクノロジーの力なのだ。

僕はエンジェル投資にも参加してみた。

上場株への投資よりも人に対する期待値で投資していると僕は感じている。

スタートアップ企業はまだ赤子である。

投資の判断基準の9割は経営者で投資の有無が決まると思っている。

経営者が信頼できればビジネスモデルはいくらでも変化できるから。

僕は経営者の孤軍奮闘する姿に嫉妬した。

自己実現を目指す為に

嫉妬はするが「今すぐ会社を辞めて企業する!」なんて冒険はできない。

僕は経営者を目指すからこそ、経営者のマインドで働かなくてはならなかった。

仕事をしながら投資を続けていたが、仕事の成績は更に伸びていった。

最高到達点で事業部の半数近くの売り上げを叩き出すまでに至った。

でも僕の気持ちは平穏だった。そこに熱量は存在しなかったのだ。

そして僕は辞める事を決意した。

将来的に経営する事を軸に転職活動に動き出した。

年齢は30代半ば。全くの異業種になる事は間違いない。

面談での自分の売り込みを必死に行なった。結果的に内定をいただいた。

そして私は経営コンサルタントとしての道が開いた。

今はまだ何者でもない。

でもこれからは日本の企業365万社を相手に経営者の右腕として伴走していく。

グローバルな視点で見ると日本は衰退しているように見える。

時価総額でも日本企業のほとんどが上位に食い込めていない。

それでも日本にはポテンシャルがあると思っている。

まずは身近なクライアント様の業績向上に貢献していく事が仕事となる。

「価値創造✖️志高く」

これが僕の仕事をする理由。

まずは自分が変わらないといけない。

読者の方々に問いたい事と伝えたい事がある。

「今の環境に満足していますか?」

「愚痴ばかりでお酒の力に頼っていないですか?」

「そもそも自分に諦めていないですか?」

この問いにYESと答えられる人生を作っていきたいなと僕は考える。

僕自身も30代半ばまでの今、安価なドーパミンに逃げ続けた人生でした。

でも少し自分の人生に変化を付ける事ができたと思います。

まだこの旅は始まったばかりです。

今から自分自身の目的に向かって進み続けます。

読者の方々も行動しましょう。

皆さんと会える日を楽しみにしています。それまで絶対に自分に負けない。

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